この記事を5秒でまとめると…
- 本人確認書類として保険証だけでお金を借りられる業者はある
- 使用する場合には有効期限が切れていないか確認する
- 国民健康保険の場合にはお金を借りられない場合もある
銀行カードローン会社や、消費者金融キャッシングなど、金融機関に借入申し込みの手続きをする場合には、個人情報の記入の上に、必要書類の提出が求められます。
この記事では、必要書類として、保険証だけでもお金借りることができるのかを紹介した上で、保険証だけでお金借りることが可能な業者を解説します。
保険証ない、免許証もない場合の対策のほか、保険証でお金借りる場合の豆知識も紹介します。
お金借りる場合に必要な書類
銀行や消費者金融などの金融業者に申込契約する時は、安定収入があり、返済ができるという裏付けを取るために、厳正な審査が行われます。
信用情報が照会されたり、勤務先に在籍確認の電話が入るなど、しっかりとチェックされています。
同時に、必要書類の提出も求められますので、必ず準備する必要があるのです。
まずは、お金借りる場合に必要な書類として
- 「免許証や保険証などの本人確認書類」
- 「源泉徴収票などの収入証明書」
について紹介します。
また、書類の提出が必要な理由についても解説します。
免許証や保険証などの本人確認書類
銀行や消費者金融などの金融業者からお金借りる場合には、免許証や健康保険証などの本人確認書類の提出が必要です。
運転免許証やパスポートのほかにも、
- 印鑑証明書
- 住民票
- 住基カード
- マイナンバーカード
でも本人確認書類とすることができます。
外国人の場合には、永住権のある在留カードや、特別永住者証明書が必要となりますので用意しましょう。ただし、顔写真がない証明書の場合には、複数の書類を求められることがあります。
源泉徴収票などの収入証明書
収入証明書が必要となるケースもありますので、知っておきましょう。収入証明書は、借入希望額が50万円を超える場合や、複数社との借入金額の合計が100万円を超える場合に必要となります。
収入証明書として認められているのは、
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 所得証明書
- 納税通知書
- 確定申告書
などがあげられます。
該当額を希望する場合には、あらかじめ用意しておいた方がスムーズです。
書類の提出が必要な理由
そもそもこれらの書類が必要なのは、一体なぜなのでしょうか?本人確認書類の提出が必要な理由は、申し込んでいる人が、本当に本人なのかを確かめるために必要です。
ひょっとすると、誰かになりすましてお金を手に入れようとしている人もいるかも知れませんので、犯罪対策として本人確認をしています。
収入証明書の提出が必要な理由は、返済能力を見るためです。一定額を超える融資の場合には、返済能力をシビアに見なければならないため、提出が求められるのです。
保険証でお金借りることが可能な業者
本人確認書類を提出する際に、保険証でお金借りることが可能な業者は、大手消費者金融のアコムやプロミス、SMBCモビットなどが有名です。
しかし、平成28年10月1日の、犯罪収益移転防止法の改正によって、インターネット申し込みでは保険証を身分証明書として使うことはできなくなりました。
インターネットでは、免許証などを写メして送信した方が手軽でしょう。いずれにせよ、ここでは保険証で申し込み可能な大手消費者金融の商品内容を解説します。
借りやすいアコム
大手消費者金融のアコムは、保険証でも借入申し込みが可能な業者です。3.0%~18.0%の金利で、限度額は800万円となっており、即日融資にも対応しています。
はじめてアコムを利用する場合には、30日間無利息サービスとなったり、全国各地に配備されている無人契約機「むじんくん」で、誰にも見られずに契約ができたり、消費者金融で唯一クレジットカードを発行しているなど、高いサービス力にも定評があります。
手軽にお金借りるプロミス
プロミスは、4.5%~17.8%の金利で、最大500万円までお金借りることができます。プロミスもはじめての利用の場合には、30日間無利息サービスを行っているほか、無人契約機もアコムと同等数を全国に設置しています。
また、スマホアプリを利用すれば、セブン銀行ATMを活用して、いつでもどこでもカードレスで取引が可能となります。そのため、とても手軽にお金借りることができるのです。
申し込み簡単なSMBCモビット
SMBCモビットは3.0%~18.0%の金利で、最大800万円までお金借りることが可能です。
10秒で借り入れ可否の目安が分かる10秒簡易審査や、スマホアプリによる各種取引ができて、とても便利に活用することができます。
2017年12月1日に、SMBCモビットからSMBCモビットに社名が変わり、より一層のサービス向上を宣言しています。借りやすさや手続きのしやすさ、セキュリティーなど、顧客満足度の高いサービスに今後も期待が持てそうです。
保険証でお金借りる場合の豆知識
保険証でお金借りる場合に、知っておくと役立つ豆知識を紹介します。
さまざまな豆知識の情報の中から、特に知っておくと良い情報として、
- 「保険証ない、免許証もない場合の対策」
- 「有効期限に気を付ける必要がある」
- 「審査が有利になる場合がある」
- 「誰にも顔バレがない」
- 「保険証は大半の人が持っている」
などを解説します。
保険証ない、免許証もない場合の対策
免許証も保険証もない場合には、ほかの本人確認書類を代用する必要があります。
さきほど紹介した本人確認書類の中から、誰もが持っている書類をピックアップすると、パスポートやマイナンバーカード、各種福祉手帳が顔写真ありの証明書です。
顔写真なしの証明書は、住民票の写しや印鑑証明書、年金手帳などがあり、ほかの証明書との組み合わせが必要となります。
有効期限に気を付ける必要がある
免許証や保険証がない時には、代用の証明書類を提出することになりますが、この場合には、有効期限に気を付けましょう。たとえば住民票は発行からの期間に指定があることが多いです。
また、免許証などは更新していないと無効となりいますので、期限までの更新は必須です。
審査が有利になる場合がある
実は、保険証を本人確認書類に利用した場合には、審査が有利となる場合があります。たとえば、大企業に勤めている場合には、企業名の記載によって信用度合が上がりますし、公務員の健康保険証も、安定収入とみなされやすいでしょう。
ただし、自営業者や働いてない人が持っている国民健康保険証は、安定収入に対する信頼性が低いため、かえって不利となりますので注意が必要です。
誰にも顔バレがない
保険証を身分証明書とした場合には、顔がバレないというメリットがあります。
金融業者からお金借りる場合には、もちろんプライバシーはしっかりと配慮されますが、偶然にも借入れ業者に知り合いが勤めている場合には、顔写真付きの身分証明書だと見つかってしまう可能性があります。
しかし、保険証には顔写真がありませんので、顔バレする心配はありません。
保険証は大半の人が持っている
保険証は、基本的には誰もが持っている身分証明書です。そのため、必要書類の提出が求められた場合に、焦って用意する必要がありません。
たとえば住民票などの場合には、わざわざ役所に取りに行く必要がありますし、お金もかかってしまいます。
役所が閉まっている時間帯であれば、取りに行くためのタイムラグもありますが、その点、保険証は手持ちのものを出すだけなので、準備の手間が省けるのです。
まとめ
保険証でお金借りることは可能ですが、インターネットではできないなどの制約があります。それらの内容をしっかりと確認した上で、本人確認書類として活用すると良いでしょう。
また、一定額以上の借入れをする場合には、収入証明書と合わせて提出しなければならないこともありますので、あらかじめ準備が必要です。