この記事を5秒でまとめると…
- 引っ越し屋にぼったくられないために相場を知っておくべし
- 相見積もり、値切り、繁忙期を避ける、で費用を抑えるべし
- 借りるなら無利息期間のあるカードローンがおすすめ
引っ越しをすることになった場合、大抵の人が荷物の運搬を引越し業者に依頼されるかと思います。
しかし、引越し費用の見積もりが思いのほか高かったり、そもそも引越し資金を準備していなかった場合には、お金に困ってしまうことになるでしょう。
気分転換での引っ越しであれば、無理に引っ越す必要はありませんが、引っ越しせざるを得ない事情の時には、何とかして金策を行わなくてはなりません。
そこでこの記事では、引っ越し費用の金策方法について解説します。
引っ越しに掛かる費用ってどれくらい?
引っ越しをする場合には、一体どれくらいの費用がかかるのでしょうか?引っ越し業者にネット申し込みや電話連絡をすると、素早く料金見積もりをしてくれます。
しかし、その金額は家族の人数によって異なりますし、時期や引っ越しにおける移動距離によっても異なります。
まずは、引っ越しに掛かる費用の目安として、
- 「単身世帯の引っ越し費用の目安」
- 「ファミリー世帯の引っ越し費用の目安」
を紹介します。また、荷物の運搬だけでなく、引っ越し後に必要な費用についても触れ合いと思います。
単身世帯の引っ越し費用の目安
繁忙期を2月~4月という条件にて、単身世帯の引っ越し費用の目安(平均)を紹介します。
通常期は距離に応じて4万2千円~6万1千円、繁忙期には4万6千円~6万7千円と幅があることが分かります。
《一人暮らしの場合の引っ越し費用の目安》
引っ越し先までの距離 | 通常期の目安 | 繁忙期の目安 (2月~4月) |
200km未満の場合 | 4万2千円 | 4万6千円 |
200kmから500km未満の場合 | 5万3千円 | 5万3千円 |
500km以上の場合 | 6万1千円 | 6万7千円 |
ファミリー世帯の引っ越し費用の目安
ファミリー世帯の場合は、3人家族を前提として平均金額の目安を紹介します。
通常期が距離に応じて9万9千円~18万5千円、繁忙期が13万1千円~26万6千円と大きな幅があります。
《ファミリー世帯(3人家族)の場合の引っ越し費用の目安》
引っ越し先までの距離 | 通常期の目安 | 繁忙期の目安 (2月~4月) |
200km未満の場合 | 9万9千円 | 13万1千円 |
200kmから500km未満の場合 | 13万6千円 | 17万7千円 |
500km以上の場合 | 18万5千円 | 26万6千円 |
引っ越し先でも費用はかかる
引っ越し代を捻出できたからといって、安心するのはまだ早いです。というのも、引っ越し先でも費用が必要となる可能性があるからです。
たとえば、引っ越し先の物件の敷金や礼金は、家賃の2カ月分を想定しておく必要があります。
ほかにも、仲介手数料や管理費、共益費や鍵の交換費用、さらに火災保険の費用なども想定されるため、ある程度の余裕資金を持っておかなければなりません。
引っ越し費用を安く抑えるコツ
引っ越し費用にまとまったお金がかかるのであれば、引っ越し時期から逆算して事前にお金を準備しておく必要があります。
しかし、どうせなら少しでも安く抑えたいものですよね?そこで、引っ越し費用を安く抑えるコツを紹介したいと思います。
ここでは、
- 「引っ越し屋さんに相見積もりを取る」
- 「引っ越し屋さんの営業担当に値切る」
- 「繁忙期を避けて引っ越す」
の3つを紹介します。
実践するかしないかで、引っ越し費用が大きく変わりますので、ぜひ実践してみてください。
引っ越し屋さんに相見積もりを取る
最も簡単に引っ越し費用を抑えるコツは、引っ越し屋さんにお願いする前に、相見積もりを取るということです。
同じ分量の荷物を同じ距離移動させるにしても、引っ越し屋さんによって料金は大きく異なります。
そのため、1社だけで見積もりを取るのではなく、複数の業者で同時に見積もりを取りましょう。
引っ越し屋さんの営業担当に値切る
引っ越し屋さんの営業担当に値切るのも良い方法です。引っ越し代は案外値切ることができるのです。
最初から値切られることを想定して、戦略的な価格を提示してくる営業担当もいますので、場合によっては半額ほどになることもあります。
正直、値切らないともったいないといえるでしょう。
繁忙期を避けて引っ越す
もしも急に引っ越さなくても良いという場合には、繁忙期を避けて引っ越すと良いでしょう。
どれだけ交渉したとしても、繁忙期は引っ越し屋さんも無理に受注をする必要がなくなるため、値引きに応じてくれない可能性があります。
逆に、繁忙期以外の場合には、積極的に受注したいため、なるべく繁忙期以外の時に依頼すると良いでしょう。
先ほど触れたように、同じ引っ越し先でも時期の違いによって大きく値段が変わります。タイミングを計りながら、引っ越し代の節約がオススメです。
引っ越し費用がない時にお金借りる方法
引っ越し代はそれなりにまとまったお金がかかりますので、場合によってはお金の工面ができないことも想定されます。
そのような場合には、お金借りることも検討すると良いでしょう。
引っ越し代を借りるためには、
- 銀行フリーローン
- 銀行カードローン
- 大手消費者金融キャッシング
- 街金
からのキャッシングなどの方法があります。
いずれも個人が無担保無保証人でお金借りることができますので、一時的な金策として視野に入れましょう。
銀行フリーローンでお金借りる
銀行フリーローンとは、目的を問わずにお金借りることができるローンのことを指します。そのため、引っ越し費用に困った場合にも利用することが可能です。
銀行フリーローンは、大体5%程度の金利で融資してもらえるため、低金利で引っ越し代を捻出することができるでしょう。
ただし、低金利である分、審査は厳正であるため、融資まで一定の時間がかかります。即日融資などには対応していませんので、急ぎの場合には不向きです。
銀行カードローンでお金借りる
銀行カードローンでお金借りることもオススメです。銀行カードローンは14%程度の金利で、まとまったお金を借りることが可能です。
銀行によっては1,000万円以上の限度額を設定しているところもありますし、借り入れ金額によっては1%台の金利でお金借りることも可能です。
その分、審査は厳しいですが、中には即日融資に対応してくれる銀行もあるため、案外手軽に利用することができるのです。
大手消費者金融からお金借りる
消費者金融の場合には、より気軽な借入が可能です。
消費者金融と聞くとマイナスイメージを持っている人もいらっしゃるようですが、最近は、アコムやプロミス、SMBCモビットなど、クリーンなイメージが根付いて来ています。
安定収入があり、在籍確認が取れて、信用情報にキズがなければ、簡単にお金借りることができるため、安心してお金借りることが可能です。
ほとんどの業者が即日融資に対応しているのも頼れる理由の1つです。
引っ越しのように短期的にお金が必要な場合は、無利息キャンペーンを実施している会社を選ぶことをおすすめします。30日間利息なしでお金が借りられるので、無駄な費用を負担しなくて済みます。
街金からお金借りる
大手消費者金融より審査がゆるいのが中小規模の消費者金融です。いわゆる街金と呼ばれていますが、街金は融通性に富んだ業者なのです。
大手の金利が18%程度であることに対し、街金は20%程度と割高ではありますが、その分、審査に通過しやすいため、多くの人が利用しています。
街金は数多く存在するため、比較検討の上、自分に合った業者を選ぶと良いでしょう。街金選びのポイントは「街金からお金借りる場合の取扱説明書!確実に借金する豆知識」で解説しています。
まとめ
引っ越し代は、ある程度まとまったお金が必要であるため、なるべく費用を抑えることを意識すると良いでしょう。
どうしても引っ越し代が捻出できない場合には、お金借りることも視野に入れておきましょう。
引っ越し費用に利用できるローンはたくさんありますので、計画的に活用すると良いかと思います。