リボ払いで借金地獄?実は高金利の借入れと変わらない

クレジットカードは現金なしでショッピングが可能な方法であるため、とても手軽に買い物が可能です。支払額に応じてカードポイントが貯まるため、お得に利用することができるでしょう。

また、金利手数料(利息)はかかりますが、簡単にキャッシングができて、まとまった金額のお金を手に入れることも可能です。賢く活用すると生活スタイルがより快適なものとなるはずです。

そんなクレジットカードには、毎月の返済額の負担を軽減してくれるリボ払いという方法があります。

リボ払いは一見便利ではあるものの、気をつけないとひどい目に遭う可能性があるのです。この記事では、最近良い面も悪い面も話題となっているリボ払いを取り上げます。

クレジットカードは確かに手軽だが

一般社団法人日本クレジット協会の統計によると、2017年のクレジットカード契約数は2億5万件を超えています。

日本の人口は1億2,700万人(2016年)であることから、単純計算をすると一人当たり2枚のクレジットカードを保有していることになります。

しかし、実際にはクレジットカード利用者はより多くのカードを保有していることが推察されます。

なぜなら任意整理個人再生自己破産など、債務整理をしている人はクレジットカードを作れませんし、高校生以下の学生も保有できません。

さらに、銀行からの借金や、消費者金融カードローンなどで返済遅延を起こした人は、クレジットカード会社の審査で落されるでしょう。

これら、保有していない人を省くと、一人当たりの保有枚数はさらに引き上がることになります。それほど普及しているクレジットカードは、確かに手軽で便利です。

しかし、無計画な利用を繰り返すと、予期せぬ落とし穴にはまり、借金地獄となる危険性をはらんでいます。

クレジットカードの支払い方法

クレジットカードは、カード1枚保有しているだけで、店舗やインターネット上で、気軽に利用することができます。

クレジットカードを使って支払った金額は、翌月以降に引き落としとなるため、それまではカード会社が立て替えてくれることになります。

しかしカード会社はより便利にショッピングを可能とさせてくれるため、さまざまな支払い方法を用意しています。

リボ払いによって借金地獄となる可能性を理解するために、まずは、今更聞けないクレジットカードの支払い方法を紹介いたします。

一括払い

クレジットカードを利用してショッピングをした場合に、次回の引き落とし日に全額を支払うことを一括払いといいます。

一括で全額を支払うということは、現金払いをした時と同じ感覚かも知れませんが、支払日が翌月以降となるため、現金払いよりも支払いサイトを長くすることが可能です。

締め日や引き落とし日はクレジットカード会社によって異なるため、お手持ちのカード会社に確認しておきましょう。

ボーナス払い

ボーナス払いとは毎月の利用分を、翌月以降の最初の支払日に払うのではなく、ボーナス月にまとめてし払うという方法です。

つまり支払いサイトとしては半年ほどの猶予期間ができるため、資金計画を立てやすいという特徴があります。

ただし、ボーナスを見込んでショッピングをしたものの、思ったような金額のボーナスが出なければ、家計に痛手となりますので、ボーナスを過信することは危険です。

分割払い

分割払いとは支払った金額を回数で割り算し、月々の支払い負担を軽くする方法です。たとえば10万円のショッピングをした場合に、支払回数を10回にすると、1回当たりの支払い金額は1万円(別途利息)となります。

リボルビング払い

分割払いがカード利用残高を回数で割り算することに対して、リボルビング払いは金額で割り算した支払い方法です。

たとえば、20万円のショッピングをした場合に、月々1万円づつ支払うという具合に設定し、そこから計算した支払い回数が設定される方法です。

リボ払いをしている最中に、新たにリボ払いをした場合、月々の支払い額は上がりますが、それでも負担なく支払いやすい方法です。

リボ払いにはメリットとデメリットがある

リボ払いにはメリットとデメリットがあります。それぞれを把握しておかなければ、気がつけば多重債務に苦しんでいるという状態になりかねません。

国民生活センターには26,259件(2017年)をもの、多重債務の相談が寄せられているため、他人事と思わないように、メリットデメリットを把握しておかなければなりません。

リボ払いのメリット

リボ払いのメリットは大きな買い物が手軽にできるというところです。月々の支払い金額が一定であるため、多少大きな買い物をしたとしても、支払いに負担を感じにくいでしょう。

また、月々の家計を計算しやすいのもメリットの1つです。 そのため家計管理はしやすくなります。

リボ払いのデメリット

リボ払いのデメリットは衝動買いをしてしまいやすいということが挙げられます。大きな買い物をしたとしても、月々の支払い負担が軽いことから、つい欲しいものを手に入れてしまうのです。

支払いが終わるまでに購入したものがなくなってしまったり、飽きてしまった場合、型落ちとなった場合には、無意味に支払いだけ続けなければなりません。

また、多重債務に陥りやすいという特徴もあります。リボ払いが積み重なっているうちに、月々の支払金額が底上げされ、支払期間も長期化することから、いつのまにか、なかなか終わらない借金を抱える可能性もあり得ます。

リボ払いは、カード会社にもよりますが、およそ15%ほどの金利で借金しているのと同じという認識を持ちましょう。

リボ払いにハマりやすい人の特徴

もちろん計画的に利用している場合には、便利な支払い方法であることは確かです。要するに使う人の心の持ちようによって、リボ払いは天使にも悪魔にもなり得るのです。では一体どのような人がリボ払いにはまりやすいのでしょうか?

何とかなると思いやすい人

何事に対してもなんとかなると思いやすい人は、リボ払いにハマりやすいという特徴があります。

物事に対して前向きなのは良いことかも知れませんが、お金に対して根拠のない楽観主義者は、借金地獄へと誘われるリスクが高いのです。

リボ払いを行う場合には、支払いができる客観的な根拠を計画してから利用する必要があります。

見栄っぱりな人

見栄っ張りな人もリボ払いにハマる可能性が高いでしょう。食事会や飲み会などで、つい恰好を付けて、自分が払うとカードを出すことが多い場合には要注意です。

貴重なお金を費やしたとしても、支払ってもらった人は、その時しか奢ってもらった感謝を覚えていませんので、正直を割りに合わない行為です。

それでも奢ってあげたい相手であれば、懐事情に対して無理のない範囲で行う必要があります。

節約が苦手な人

節約が苦手な人もリボ払いで借金地獄に落ちる可能性が高いです。

スーパーで値段を見ずに食品を購入したり、食べたいという欲求に負けて、浪費をしているケースがその典型です。家計簿をつけるなどして、月々の予算を決め、その範囲でやり繰りすることが重要です。

まとめ

リボ払いは月々の支払い負担を軽くする、便利な方法ではありますが、一歩間違えると借金地獄に陥る可能性があります。これらのことをしっかりと理解した上で、適切に利用するよう心がけましょう。