不用品買い取りはどの業者も同じ!?少しでも高く買い取ってもらうには?

不用品の買い取りや処分は専門業者、リサイクルショップ、引越し業者、ネットオークションなど様々な方法があります。

今回は不用品の買取方法・処分方法について解説していきます。

不用品買取業者とリサイクルショップについて

不用品を買い取ってくれる代表的な業者は、不用品買取業者とリサイクルショップがあげられます。

いずれも共通しているのは依頼したら必ず買い取ってくれるわけではないという点です。買取可能なものがあれば買い取るというスタンスをとっているのです。

また業者ごとに査定額は異なります。少しでもお得に不用品を処分したいなら、複数の業者に依頼して査定額を比較するのが良いでしょう。

不用品買取業者の特徴

不用品買取業者は危険物以外であれば様々な不要品の買取に対応しています。複数点から回収する業者もあれば、1点から対応してくれる業者もあります。

回収には費用がかかるので必ず料金形態を確認しておきましょう。料金形態は主に次の2種類です。

【料金形態①】

基本料金+各品目の料金+オプション料金

【料金形態②】

各品目の料金+オプション料金

買取可能な品物がある場合は、上記の回収料金から買取金額が差し引きとなります。

買取可能な不用品と料金は業者によって異なります。事前に電話で確認することをおすすめします。また業者によっては電話で見積に対応してくれますので、そちらを利用するのも手でしょう。

破損して使えないもの、再利用が困難なもの、衛生上再利用できない、臭いがあるといったものは基本的に買取不可としています。

リサイクルショップの特徴

リサイクルショップは、古物商の一種で未使用品または使用品を回収し、再び使えるように清掃・整備・修理し直して販売することを目的とした業態の店舗もしくはインターネットショップのことです。

リサイクルショップの大半は実店舗があるので持ち込みが可能であるため、買取業者のような出張費がかかりません。

リサイクルショップでは買い取り対応している品目が幅広いです。衣類、家具、家電、楽器、雑貨、食器、ブランド品など様々なものを買い取ってくれます。

リサイクルショップによっては出張買取に対応しています。

ネット専門のリサイクルショップも増えてきており、実店舗のリサイクルショップよりも高額な買い取りをしてくれたり、出張費用無料で査定してくれたりのサービスもあります。

引越し業者の不用品取引の特徴

意外と知らない方が多いのが引越し業者による不用品引取サービスです。

引越し時に依頼すれば不用品を回収してくれるというもの、出張費がかかりませんので買取業者に依頼するよりもお得です。近々引っ越しを考えている人は、引取サービスを検討してみるのも良いでしょう。

不用品買取業者はどうやって選べば良いのか

不用品買取業者をどこにすれば良いのかわからないという方は多いでしょう。

不用品の種類、量、数、市場ニーズによって適切な業者が異なります。いくつかの業者に査定を依頼して比較するのがベストですが、手間がかかりますのでここではケース別におすすめの業者をご紹介します。

おすすめの買取業者をケース別に解説

不用品買取業者 リサイクルショップ 引越し業者
・破損や汚れが多く再利用できないものが多い
・不用品の数が少ない
・持ち出しが難しい
・衣類や雑貨が多い
・ブランド品、家具など高級なものがある
・再利用できるものが多い
・持ち込みできるものがある
・未使用品または状態の良い使用品がある
・持ち出しが難しい
・引っ越しまで時間がない
・不用品が少ない

大型の家具や家電など持ち出しが難しいものは不用品買取業者、高値で買い取ってもらえそうなものはリサイクルショップなど状況に合わせて業者選びを検討してみてください。

業者選びはここに注意

不要品の買取を業者に依頼する際は、悪徳業者に注意しましょう。優良業者かどうかを見分けるコツの一つとしては、サービスに適した許可をとっているかどうかです。

サービス内容 必要な許可
不用品買い取り 古物商許可
有料不用品回収(一般家庭) 一般廃棄物収集運搬許可
有料不用品回収(事業者) ・産業廃棄物収集運搬許可
・事業系一般廃棄物収集運搬許可

きちんと許可を取っていればホームページなどに必ず記載されているはずです。

また実際に利用された方の口コミや電話してみて対応の善し悪しも重要な判断材料となります。

ネットオークションのほうが不用品を高く売れる!?違いとメリット・デメリット

リサイクルショップでは提示された金額でしか買い取ってもらうことができません。どうせなら少しでも高くお金にかえられたほうがいいと思う方は多いのではないでしょうか?

不要品の処分方法として最近はネットオークションを利用する方も多いかと思います。リサイクルショップとオークションではどちらがお得なのでしょうか?

買い取り業者・リサイクルショップとの違い

ネットオークション・買取業者・リサイクルショップにはそれぞれどのような違いがあるのでしょうか。

【買取価格】

まず買取価格ですが、リサイクルショップの場合は査定スタッフが査定して買取価格を提示します。交渉しても提示された金額があがることはありません。

一方、ネットオークションは最低価格を自分で決めるので、入札次第では値段が上がることもあります。

ネットオークションは入札者が多くなるほど価格が高騰するので希望していた価格よりも高く売れることも珍しくありません。

【商品の販売方法】

リサイクルショップの場合、お店に持っていく手間がありますが買取成立の時点で引き取ってもらうことができ、すぐにお金を受け取ることができます。

これに対しネットオークションでは自分で商品の撮影や説明、発送を行うのでやや手間がかかります。

【手数料】

リサイクルショップでは基本的に手数料はかかりません。かかるとすれば交通費程度ぐらいです。

これに対しネットオークションは出品手数料がかかります。場合によっては送料を自己負担しなければいけないケースもあります。

利用前に知っておきたいトラブル事例

ネットオークションに出品するうえで気をつけたいのがトラブルです。最近はどのオークションサイトでもシステムが整備され、トラブル自体は少なくなってきているものの偽ブランドや盗品を出品するケースも有り問題になっています。

出品側が遭うトラブルとしては落札した人と連絡が取れないこと、いつまでも入金されないこと、返品詐欺などがあげられます。

こうしたトラブルにあわないためには「落札者の評価を確認すること」「1週間以上連絡が取れない場合は落札を取り消す」といった対策がおすすめです。

ネットオークションのメリット

ネットオークションのメリットは、相場よりも高く売れる可能性があるということです。

たとえば、リサイクルショップでは1,000円しか値がつかなかったものが、ネットオークションだと倍以上の値段で取引されるなんてことはざらにあります。

特に人気のものや希少価値が高いものは高値で売れることが多いです。ネットオークションは全国各地から色んな人が閲覧するので、近くのリサイクルショップでは買取価格が低いものでも売ることができます。

もちろん、ネットオークションにはデメリットもありますので、リサイクルショップとネットオークションそれぞれの特性をいかして不用品を処分するのがいいでしょう。

質屋なら買い取りだけじゃなく品物を担保に借り入れもできる

質屋では、店舗に持ち込まれた物品を担保として預かって、その物品の価値に応じた金額を融資するサービスです。

質屋は買い取り専門業者と思っている人が多いですが、融資も行っています。むしろ物品を預かり融資するサービスがメインです。

不用品を買い取ってもらうか迷っているならば買取業者やリサイクルショップよりも質屋を利用することをおすすめします。

質屋ではどんなものが質入れ対象なのか?

質屋ではどのようなものが質入れ対象なのでしょうか?

質屋でお金を借りるには担保として預ける物品(質入れ)が必要です。どんな物品でも質入れできるわけではなく、基本的には「価値あるもの」だけです。不要だからといって何でもかんでも質屋に持っていき質入れできるわけではないのです。

具体的にはブランド品や貴金属などが中心です。定番は高級ブランドのバッグや財布、キーケース、腕時計、それに指輪やネックレスなどです。一部の専門店ではカメラやパソコン、美術品や骨董品なども質入れ可能となっています。

逆に質入れできないものは、偽物、コピー品、ノーブランド品、鑑定書や鑑別書のない貴金属、状態の悪いものなどです。

質屋の金利は高い

質屋でお金を借りるうえで気になるのが金利ではないでしょうか?

業者によって金利の設定利率は異なりますが、たとえば質屋で代表的な大黒屋の金利は「0.95%~8%」です。

「え?めちゃめちゃ安い!」と思ったかも知れませんが、要注意です。なぜなら質屋が提示している金利は「年利」ではなく「月利」なのです。月利を年利換算すると約11.4%~96%と超高金利になります。

参考までにカードローンの金利は、高金利とされる消費者金融でも3.0%~18.0%が平均的です。これに対し、質屋の金利は100%近い利率ですから圧倒的に高いと言わざるを得ません。

質屋の支払期限は3ヶ月

質屋の返済期限は基本的に3ヶ月以内です。期限内に元金と利息を全額支払えば、預けていた品物を取り戻すことができます。

期限内に支払いできなかった場合は、品物は処分されます。正確には質屋に所有権が映ることになります。これを質流れといいます。

また質屋の場合、利息の発生タイミングに注意が必要です。質屋では1ヶ月単位で利息が発生します。たとえば、借入日の翌日に全額返済するとしても利息は1ヶ月分を払わないといけないのです。

返済できなくても督促や信用情報が傷つくことはない

質屋の融資は高金利かつ返済期限が短いということで、利用するメリットがないと思った人も多いかも知れませんが、質屋にしかないメリットもあります。

それは、

  • 督促が一切ない
  • 信用情報機関に登録されない

この2点です。

通常、金融機関で融資を受けて返済期限を守らないと返済するよう督促の電話や手紙が届きます。

しかし、質屋では返済を促す督促はありません。もし、期限までに返済できなかった場合は、品物が質屋のものとなるだけです。

質流れになったら、利用者は返済しなくて良いのです。

また、利用する際に質屋が個人信用情報機関に照会することも情報を登録するようなことも一切しません。

ローンやクレジットカードを利用すると信用情報に登録され、他のローン審査に悪影響を与えることもありますが、質屋を利用してもそのような心配がありません。

質屋の選びかた

質屋を利用する場合、何軒かの質屋で査定してもらってからどのお店で借りるか決めるのがおすすめです。

というのも、業者によって最低額は違ってくるからです。また、質屋ごとに得意分野が異なるのも理由です。

たとえば、片方の質屋ではブランドバッグを高額で融資してくれて、もう片方の質屋では腕時計を高額で融資してくれるケースがあります。

すぐに融資してもらうのではなく、いくつかの質屋を回って査定額を比較してみることをおすすめします。

質屋利用の流れ

価値のある品物を持っているのであれば、質屋に持っていき一度査定してもらいましょう。質屋利用の流れは次のとおりです。

【1.物品の査定をしてもらう】

店舗にて「質入れしたいので査定をお願いします」とスタッフに言いましょう。査定スタッフが物品を預かり査定してくれます。

査定は10分程度でおわります。査定内容に納得がいけば交渉成立、納得がいかなければ交渉したり持ち帰って構いません。

【2.書類記入・本人確認書類の提示】

書類に必要事項を記入し、本人確認書類とあわせて質屋に提示します。

本人確認書類は顔写真付きの公的書類となります。運転免許証、住民基本台帳カードなどが対応しています。

【3.融資、質札の受け取り】

査定額が融資されます。このとき「質札」が一緒に渡されます。

質札には、借入額・1ヶ月の利息・質流れになる期間が記載されているので、紛失しないように注意しましょう。質札がないと物品の受け取りができません。

【4.返済】

物品を返してほしい場合は、元金と利息を返済期限までに全額払います。

毎月の返済額は決まっていませんが、基本的に期限は3ヶ月以内となっており、機関内に全額返済できれば物品は返ってきます。

偽装質屋に注意

質屋を利用するうえで知識としておきたいのが「偽装質屋」の存在です。

偽装質屋とは、質屋を装って一般の金融機関では融資を受けられないような人(主に年金受給者)を対象に融資し、法外な利息を搾取する悪徳業者です。

偽装質屋は「年金を担保に借りられます※」「高齢者もOK」などといった内容でチラシや看板で勧誘します。その勧誘にのった高齢者たちに対し、年金手帳・通帳・印鑑・キャッシュカードを持ってくるように指示します。

※法律によって民間の金融機関が年金を担保に融資することは禁止されています。

それらを預かった後、数万~数十万円の融資をします。通常、質屋では返済が難しくなった場合預けていた品物を手放せば返済しなくて済みます。しかし、偽装質屋はそれを認めず、銀行口座から利息を引き落とし続けるのです。

質屋を利用する際は、以下のことに気をつけましょう。

  • 正規店かどうか
  • 長期間の利用は避ける
  • 内容をよく確認してから契約する
  • 質流れは覚悟しておく

大前提として、利用しようとしている質屋が正規店かどうか必ず確認しましょう。正規の質屋では「都道府県名 公安委員会許可の番号」のプレートを掲げています。

これは法律で定められていることですので、これがなければその質屋は偽装質屋であると言えます。

質屋の返済期限は3ヶ月ですが利息を払うことで期限を延ばして質流れを防ぐことも可能です。

しかし、質屋の金利は非常に高いですから、期限を延ばすとなると高額な利息を払うことになります。

それならば、銀行や消費者金融のカードローンで借りたほうが断然利息はお得です。質屋を利用するなら質流れはある程度覚悟したほうが良いでしょう。

質屋で高額な借り入れをするには預ける品物に相応の価値が必要です。大して価値もないような物品なのに、高額融資をしてくれたり金利を安くしてくれたりする質屋は要注意です。偽装質屋の可能性が高いです。