短期アルバイトの注意点と体験談

一時的にお金が必要になった場合、短期アルバイトで稼ぐことを考える方は多いのではないでしょうか?

すぐにでも現金が必要な場合、カードローンやキャッシングに頼りがちですが、できることなら借金は避けたいと思うところでしょう。

少しだけまとまったお金が必要な場合、短期アルバイトはおすすめですが注意すべき点がいくつかあります。今回は短期アルバイトを検討されている方向けの内容をご紹介したいと思います。

短期バイトとは?仕組みや仕事内容は?

短期バイトとは、文字通り何ヶ月、何年と長期間働くアルバイトではなく、仕事のある日だけ雇われて働く短期的なアルバイトです。

自分が働きたい日に働きたい職場に直接応募して働くことができます。しかも、働いたその日のうちにバイト代が手に入るので、急にお金が必要になったときにも助かります。

また様々なバイト経験をすることができるのも魅力の一つでしょう。その日限りなので難しいことをお願いされることもなく、比較的単純な作業が多いです。

短期バイトにはどんな仕事があるのか?

短期バイトの内容は、会社によって様々ですが特に多いのは次のようなものです。

  • 工場のライン作業
  • ピッキング作業
  • ティッシュ配り
  • 試験監督

基本的には未経験でもできる軽作業系の仕事が多いです。また季節やイベント限定のバイトもあり、様々な職種を経験することができます。

短期バイト6つのメリット

短期バイトのメリットは次の6つです。

【自分の都合に合わせて働ける】

短期アルバイトは決まった期間や日数のみの契約ですから、自分の都合に合わせて働くことができます。

学生なら授業や試験、サークル活動、普段のアルバイトで忙しいですが、短期バイトは空いた時間で臨時収入を得ることができます。

【すぐに収入を得られる】

短期バイトの多くは日払いもしくは週払いのサービスを提供しています。

比較的早くお金を手にすることができるので、買い物や旅行など急にお金が必要なときやもう少しだけ予算が必要なときに便利です。

【履歴書不要】

通常、アルバイトをするには履歴書を提出しなければいけませんが短期バイトの場合は、プロフィールや職歴はWEB上で入力する会社がほとんどです。

一度登録をしておけば改めて履歴書を作成する必要はありません。

【未経験者でも安心して働ける】

短期バイトは基本的に簡単・単純な作業が多いです。そのため、経験がない方でも大丈夫という仕事が多いです。

バイトが初めてという方でも安心して働けます。また、難易度が低い仕事が多いことから採用されやすいです。

【友達と働くこともできる】

短期バイトの中には友達と一緒に応募可能としている仕事もあります。中の良い友達とならはじめての仕事でも安心です。

【人間関係を気にしなくていい】

決まった期間のみ働くので人間関係の煩わしさに振り回されることがありません。その時だけと割り切って働く人も多いので気楽です。

健康保険に入れる?

雇用保険に加入するには条件があります。

  • 仕事先に31日以上雇用される
  • 1週間のうちの労働時間が20時間超え

短期アルバイトの場合、上記に当てはまらないので基本的に雇用保険に加入できません。

健康保険に至っては、2ヶ月に渡り26日以上働いていないといけません。しかも健康保険は賃金から引かれますので、即日で賃金を欲している短期バイト者にとっては手取りが低くなるのはキツイでしょう。

短期バイトの面接について

短期のアルバイトだと面接はないと思っている方も多いですが、中には実施する場合もあります。日雇いバイトの場合は簡単な面接が大半ですが、やや煩雑な作業だと事前説明も兼ねて面接を実施します。

面接時には履歴書や身分証明書、印鑑などが必要になることも多いので、事前に電話やメールなどで確認しておくといいでしょう。

なお、バイト求人サイトでは「面接なし」の条件で仕事を探すこともできるので、面接が面倒だという方は面接なしの日雇いバイトを探すといいでしょう。

派遣会社の場合

派遣会社を利用して短期バイトをする場合、登録する際に簡単な説明会を実施します。

事前にWEBでプロフィール等を入力する必要が多いので、履歴書の提出が不要な場合が多いです。派遣会社によっては紙媒体で管理しているところもあるので、やはり事前に確認しておくことが大切です。

履歴書も来社も不要な場合

短期バイトの中には来社・履歴書ともに不要なものもあります。たとえば、「ショットワークス」や「はたらこねっと」などの派遣登録サイトでは、会員登録時にプロフィールを詳しく入力するため、それが履歴書代わりになっています。

知っておきたい派遣改正法について

2012年10月1日より労働者派遣法が改正され「雇用期間が30日以内の日雇派遣が原則禁止」となりました。

とは言え、短期バイト自体が禁止になったわけではありません。ここでは改正のポイントについて解説していきます。

日雇い派遣の仕事は禁止になった!?

上述したとおり、日雇派遣事態が禁止になったわけではありません。下記のいずれかに該当する方は30日以内の短期バイトも可能です。

  • 60歳以上の人
  • 雇用保険の適用を受けない学生
  • 副業として日雇派遣に従事する人(本業収入が500万円以上)
  • 世帯収入が500万円以上かつ自身が主たる生計者でない

こんな場合はどうするの?

Aさんの場合

平日は会社員として働き、年収は600万円です。副業として週末にだけ日雇いバイトをしようと思うのですが大丈夫でしょうか?

本業の年収が500万円以上あり、副業として日雇いバイトをするということですから日雇い派遣の例外に当たるので問題ないです。この方は日雇いバイトもできます。

Bさんの場合

4つの仕事を掛け持ちしています。収入はA:400万円、B:20万円、C:30万円、D:50万円で合計500万円の年収です。貯金のために日雇いバイトをしたいのですが問題ないですか?

Bさんの場合、複数の仕事をしているようですが、この場合は最も収入が高い業務が主たる業務となります。A:400万円なので本業収入500万円以上に該当しないので日雇いバイトはできません。

Cさんの場合

父は会社員で年収450万円、母はパートで年収50万円です。私はフリーターで年収80万円ですが、日雇いバイトで働いてもいいですか?

Cさん自身はフリーターで働いていますが、主たる生計者でないので日雇いバイトもOKです。

短期バイトの探し方

「短期バイトってどうやって探せばいいの?」

はじめて短期のアルバイトをされる方のために、ここでは短期バイトの探し方について解説していきます。

まずは条件整理する

まずは、短期バイトの条件を整理していきましょう。

条件を絞り込めてないのに闇雲に探しても、情報量が多すぎて選びきれません。

【勤務先を決める】

短期アルバイトに限らず、仕事探しの基本となるのが勤務先です。どこまでなら仕事できるか決めましょう。

短期アルバイトなら自由に様々な職場を見られるので、楽しみながら勤務先を決めるといいでしょう。

注意点としては短期だからと無駄に出勤時間がかかる場所は避けましょう。遠出はデメリットが大きいので慎重に選んでください。

【日給はいくらぐらいか】

短期でいくらぐらい稼げるか?も重要です。同じ時間で働くなら少しでも多く給料がほしいところ。

一般的な短期アルバイトだと1日の収入(実働8時間の労働)は10,000円前後、多いところだと20,000円近くもらえたりもします。半日ならその半分を目安に見ておくといいでしょう。

ただし、単発のバイトだと日払いではなく週払いにしているところが多いので注意してください。当日中に給料がほしいのであれば日払いに対応している仕事に絞って探しましょう。

【仕事内容】

短期アルバイトにも様々な仕事があります。たくさんありすぎて迷ってしまいがちですが、

  • 興味のある仕事
  • 自分の性格に適した作業内容

この2点をポイントに決めるのがいいでしょう。

たとえば、人間関係を築くのが苦手な人であれば軽作業や工場の短期バイトが向いているでしょう。短期だからといって妥協してしまうと後々後悔します。慎重に選ぶようにしてください。

未経験者OKの短期バイトを探す

短期アルバイトは不安という方が多いかも知れません。特に初めて働くという人ならなおさらでしょう。

そんな人には「未経験OK」のしごとがおすすめです。

求人誌や求人サイトから

  • 初心者歓迎
  • 未経験者もOK

など、はじめての方でも取り組める短期バイトであればチャレンジしやすいでしょう。

短期バイトの始め方

今すぐにでも働きたい、短期バイトだから手続きは簡単がいいと誰しも思うことでしょう。

ここでは短期アルバイトの始めたかを解説していきます。

1.応募

短期アルバイトを始めるには、短期アルバイトを募集している企業に応募する必要があります。

今はネットで短期アルバイトを募集している企業をいとも簡単に見つけて応募できます。傾向としては首都圏ほど募集案件が多いです。

代表的な短期アルバイト情報サイトをいくつかご紹介します。

  • タウンワーク
  • ジョブセンス
  • ショットワークス
  • バイトル

これらのアルバイト情報サイトから申し込んでみましょう。

2.事前説明会

短期アルバイトに申し込むと、説明会が行われます。説明会の方法は主に次の2パターンあります。

  • 事前参加型
  • 現地集合型

事前参加型の場合は、事前に応募先から連絡が来て説明会に参加するよう求められます。現地集合型は、当日現地に集合してそこで説明をするというものです。

説明会では履歴書の提出を求められることもあるので、当日忘れないように注意してください。印鑑と銀行通帳が必要になる場合もあります。

3.現地移動

当日の仕事は基本的に現地集合となります。

企業側で送迎してくれる場合もあります。いずれにしても指定場所の集合時間には絶対に遅れないことです。

4.現地での仕事

説明会で聞いた内容に基づき現地で仕事をします。

基本的には単純作業なので難しいことを任されることはありません。

仕事の内容によって稼働時間は全く異なります。生活のリズムにあわせて仕事を選ぶようにしましょう。

5.給与支払い

給与の支払いは、当日現金受け渡しの場合と、後日口座振込になる場合があります。明日の生活費もままならないくらい困窮している場合は、現金払いしてくれる案件を狙うのがいいでしょう。

短期バイトの注意点

短期アルバイトをするうえでの注意点をご紹介します。

交通費支給の有無

短期アルバイトの仕事は交通費が支給されないことが多いです。

現地まで遠くなければ気になりませんが、かなり遠くで働くことになった場合は交通費が支給されるかは大きなポイントと言えるでしょう。

例えば日給10,000円の仕事で、交通費に2000円もかかるようであれば、日給は8,000円となってしまいます。遠距離の場合は、交通費が支給されるかどうか必ず確認しましょう。

道具の準備の有無

短期アルバイトでは、自分で道具を準備しなければいけないことが多いです。バイト先で支給してくれるところもありますが、基本的には自分で準備するものだと思ったほうがいいです。

集合時間と勤務時間

これは意外と見落としがちな部分です。

たとえば、深夜に現地集合させられて勤務開始は朝からというもの。この間の賃金は発生しないというバイトがあります。要するに待機時間は一切給料が出ないということです。

現地送迎してくれるアルバイトを選ぶ場合、勤務開始時間がいつからなのか必ず確認しましょう。

面接や登録会の有無

短期アルバイトでもすぐに仕事ができるわけではないものもあります。事前に面接や説明会を行う仕事もたくさんあります。

1回きりで終わりにしたいのに、わざわざ面接や説明会に行くのは面倒ですし余計に交通費がかかってしまいますから、できれば避けたいところですよね。

短期バイトの体験談をご紹介

最後に、実際に短期アルバイトをされた方たちの体験談をご紹介します。

T・Kさん

夏に某運送会社(猫がヒントです)のピッキング作業のバイトをしました。想像してたとおり、仕事内容は非常に単純なもので人とのコミュニケーションは必要最低限でした。

人見知りな私にとっては精神的に楽というのは本当にありがたかったです。ただ、そこの社員さんの対応がとにかくひどかったです。

顎で使う感じの人ばっかりでそれだけは苦痛でしたね。とにかく上から目線で言うし、ちょっとでも間違えると怒鳴るし舌打ちするしで・・・お金のためだと割り切る覚悟は必要かなと思いますよ。

S・Sさん

私はこれまでたくさんの短期バイトを経験してきましたが、運が良かったのもあったのか基本的にどこも楽でしたし職場の人の雰囲気は良かったです。

ただ、一つだけ最悪だったのが盗難です。話には聞いていましたが、まさか自分が盗難の被害にあうとは思っていませんでした。

短期バイトをされる方は仕事先には最低限の持ち物しか持っていかないようにしたほうがいいです。特に財布と携帯は肌身離さずのほうがいいですよ。

O・Hさん

都内にある食品工場でバイトをしていました。主な仕事は食品の梱包作業で、時給は1,300円と仕事内容の割には高かったですね。

要領はいいほうなのですぐに覚えたのですが、逆に慣れてくるとつまらないです(笑)単純作業って本当に楽なんですけどつまらない。

単純すぎて途中帰りたくなりましたね。飽きっぽい人は単純作業は慎重に選んだほうがいいかもしれないですよ。