個人間融資は危険!身近に潜む詐欺の事例(2018年)

借金をしたい場合には、銀行などの金融機関や消費者金融などの貸金業者からキャッシングする人が多いですが、審査に自信がない場合は、個人相手から融資を受ける人がいらっしゃいます。

しかし、個人間融資はリスクが大きく、ヤミ金(闇金業者)に利用され、法外な金利によって利息を払い続けたり、苛烈な取立てに悩んで、弁護士などの専門家に相談するケースもあります。

また、詐欺業者に引っ掛かって、トラブルとなる可能性も高いのです。実際に、2018年に入ってからも、さまざまな内容の詐欺事件がありました。

実際にあった個人融資にまつわる詐欺事件(2018年)

個人融資にまつわる詐欺事件として、個人間融資をうたったSNSを見た女子高校生が、10万円をだましとられるという被害がありました。 SNSは手軽な書き込みや連絡方法である反面、このような詐欺にも使われることがあります。

また、群馬県では、七十七銀行の元行員が、同僚を騙すことによって顧客の口座から90万円を引き出す事件がありました。既に犯人は逮捕されています。

さらに、京都府八幡市の女性が、息子を名乗る男らから、ビットコインをめぐる借金話しによって、500万円をだまし取られました。

個人融資は、このような事件に巻き込まれる可能性があることを想定しておかなければならないのです。

SNSで高校生が詐欺被害

7月25日に群馬県警安中署が発表した内容では、通信制高校に通う18歳の女子高校生が、7月19日に個人名を名乗ってお金を借りられるとしたSNSアカウントに、20万円の融資依頼をしたようです。

融資の依頼はメッセージによって行い、男性とメールや電話でやり取りをし、「未成年者は10万円の保証金が必要」という条件の回答を信じてしまったようです。

女子高校生は、7月24日に男性が指定した口座に10万円を振込ましたが、結局そのまま融資されることはなく、詐欺事件であることが発覚しました。群馬県警安中署は、どのSNSアカウントかは発表していません。

七十七銀行の元行員による詐欺

2018年6月15日に、七十七銀行白石支店で、不正入手した通帳と払い戻し伝票を悪用し、出納担当者から90万円を出金させたことで、元行員である鈴木容疑者が逮捕されています。

鈴木容疑者は、顧客をだまして記入と捺印をさせ、金額欄を自分で書くことによって、合計8名からおよそ690万円をだまし取ったとのことです。本人は容疑を認めており、だまし取ったお金は借金返済やギャンブルに使ったようです。

七十七銀行は、既に鈴木容疑者を解雇していますが、6月8日にも行員を着服によって解雇しています。

銀行員がこのような詐欺事件を働くご時世ですので、身元が分からない人との個人間融資は極めて危険であることが伺える事件です。

ビットコインの借金詐欺

2018年2月には、ビットコインによる借金の返済をしたいという詐欺事件がありました。2月5日に、被害女性の息子と名乗る男から電話があり、ビットコインの借金返済用に500万円貸してほしいとの内容だったとのことです。

弁護士の代理人がお金を受取るとして、JR京都駅で代理人を名乗る男に現金を手渡したところ、連絡が取れなくなったため、八幡署に被害届が提出されました。

オレオレ詐欺や振り込め詐欺は、警察や各メディアが注意喚起を繰り返しているため、自分は引っ掛からないと思っていても、このような巧妙な手口で詐欺が行われているため、日頃から気をつけなければなりません。

個人間融資を利用すると、さまざまな詐欺被害に遭う確率が高くなりますので、控えた方が良いでしょう。

そもそも個人間融資は危険という認識が必要

個人間融資をしていなかったとしても、これらの詐欺被害に遭う可能性はありますし、ましてや個人間融資をしていると、そのリスクは限りなく高くなって行くでしょう。そもそも個人間融資は危険だという認識を持っておかなければなりません。

また、個人間融資が危険だと分かっていたり、なんとなくうさんくさい相手だと感じていたとしても、つい借りてしまおうとする人もいらっしゃいます。そのような人は、お金に困っているケースがあり、相手の罠にはまりやすかったり、相手に足元を見られやすいのです。

結果的に、より一層お金に困ることになり、まさに悪循環となってしまいます。

ネット掲示板やLINE融資

個人間融資はどのようなところで行われているのでしょうか?個人間融資は、たとえば親子の間や友人知人、会社の同僚などの間でも行われています。お互いが信頼関係があるため、気軽に貸し借りがなされるようです。

しかし、先ほど紹介したように、安易な気持ちで貸し借りを良しとしていると、赤の他人による詐欺に引っ掛かる可能性があります。

また、見ず知らずの人との個人間融資はインターネットで横行しているようです。実際にどれだけ取引が成立しているかは分かりませんが、掲示板サイトなどでは、お金を借りたい人とお金を貸したい人のマッチングが書き込みによって行われています。

電話番号やメールなどの連絡先が書かれていますが、ブラック業者と類推できるところもあるため、近寄らないに越したことはありません。

安全に借りれたとしてもリスクが多い

個人間融資は闇金に捕まったり、詐欺にあったりする可能性が高いのですが、もしも安全に借りられるのであれば、良い方法だといえるのでしょうか?残念ながら、たとえ安全に借りることができたとしても、リスクが多いという特徴があります。

仮に、信頼できる親や友人などとの間であったとしても、個人間融資はデメリットが大きいのです。そのため、信頼関係ができている間柄でも、控えた方が良いでしょう。

借金トラブルが起きやすい

信頼関係ができている間でも、個人間融資を控えた方が良い理由は、借金トラブルが起きやすいからです。せっかく信頼関係ができている人同士であったにも関わらず、トラブルによってその関係が崩壊することも珍しくありません。

また、貸したお金が返ってこなければ、貸した側は催促することになりますが、催促の方法は法律で決まっているため、知らないうちに違法な取り立てをしてしまっていることもあり得るのです。

たとえば、催促していても退去を求められたら、しつこく粘ってはいけませんし、ほかの人に借金の事実を漏らしてもいけません、督促が可能な時間も決められていますので、自分の都合の良い時間に督促ができるとは限りません。

このようなルールも知らないまま、やり取りすることは、とても危険であるといえるでしょう。

税金がかかる可能性がある

意外と知らない人が多いのですが、安易な借金は税金がかかる可能性もあります。借金は譲渡と見分けがつきにくく、場合によっては税務署から譲渡と判断され、譲渡税がかかる場合があるのです。

譲渡税は年間110万円以上の譲渡でかかってくるため、110万円以上の借金の場合には気をつける必要があるでしょう。

もしも、借金であることが裏付けできれば、譲渡税はかかりません。ただし、借金であることの裏付けは、借用書を作ること、金利を設定すること、ちゃんと返済履歴があることが必要です。

これらの設定を怠っている場合には、税金がかかる可能性を想定しておかなければならないのです。

どうせ借金するならローン事業者のほうがマシ

詐欺事件に巻き込まれることや、闇金のカモにされること、その他のトラブルに発展することを考えると、個人間融資は割に合いません。どうしてもお金が必要となった場合にはカードローンを利用する方が賢明です。

カードローン、銀行による過剰貸付など、問題点はありますが、計画的に利用するのであれば個人融資よりも圧倒的に良い方法です。

さっきのに税金がかかることもありませんし、違法な取り立てもありません。安全かつ安心して利用できますので、検討すると良いでしょう。少なくとも、個人間融資だけは控えた方が無難です。