この記事を5秒でまとめると…
- 中学生は金融機関からお金を借りられない
- 借りるなら親・親戚から
- お金を作りたいならアルバイト(新聞配達、タレント、ポイントサイトなど)
中学生がお金に困った場合には、どうやって金策をすれば良いのでしょうか?
中学生は未成年であり、収入がないため、カードローンやキャッシングの条件を満たしません。
学生ローン専門業者も、大学生を想定しているので借り入れはできません。金策は難しいと言わざるを得ないでしょう。
そこでこの記事では、借金だけに限らず、さまざまな金策の方法を紹介したいと思います。本人や保護者の参考になれば幸いです。
中学生がお金を作る
中学生といえば、まだ13歳~15歳くらいの年齢です。義務教育を受けている段階ですので、一人前になるにはまだ時間がかかる時期だといえるでしょう。
そのような時期には返済能力どころか、責任能力もないため、金融会社などから借金をするのは不可能です。
そこで、
- 「中学生でもできるアルバイトをする」
- 「親からお金借りる」
- 「日頃からお小遣いを貯めておく」
の3つの方法がおすすめです。
1.中学生でもできるアルバイトをする
基本的には中学生がアルバイトをすることはできません。求人情報誌を見ても、中学生を募集しているものを見ることはないでしょう。
ただし、中学生でもできるアルバイトはあります。労働基準法では、簡単な作業であれば、学校の時間以外にアルバイトをしても良いことになっています。
2.親からお金借りる
今はインターネットが発達している時代ですから、中学生でもネットに接続する環境があれば、さまざまなお金借りる情報を得ることができます。
ネット上には銀行カードローンや消費者金融カードローンなど、手ごろな金利で融資してくれるという情報が溢れており、信用情報ブラックでない限り、気軽に審査を受けることができると書かれています。
自分が中学生であることを伏せて申し込もうとする人がいるようですが、残念ながら簡単にバレてしまいます。中学生がお金借りる場合には、親から借りることを考えましょう。
3.日頃からお小遣いを貯めておく
親からお小遣いをもらっている中学生は多いかと思います。
しかし、そのお小遣いを駄菓子代につぎ込んだり、両親と一緒に行ったゲームセンターで使ってしまっては、次のお小遣い日までお金がない状態となってしまいます。
お小遣いは毎月全額を使うのではなく、一定の割合でコツコツと貯めて行きましょう。
たとえ毎月小さな額だとしても、長く貯めていれば大きな額となりますので、しっかり貯めると良いでしょう。
1.中学生でもできるアルバイト
中学生でもできるアルバイトはどのようなものがあるのでしょうか?
社会生活をしていると、高校生のアルバイトを目撃することはあっても、中学生がアルバイトをしている姿を目にする機会はほとんどないかと思います。
しかし、実際に働いている中学生は世の中にたくさんいるのです。
中学生でもできるアルバイトで代表的なものをあげると
- 「新聞配達」
- 「タレント」
- 「ポイントサイト」
などがあります。それぞれ1つずつ見て行きましょう。
新聞配達
新聞配達は毎日早起きして多くのお宅を回らなければならない大変な仕事です。
早朝2時や3時からバイクに乗って配らなければならないため、嫌になってすぐに辞めてしまう人も多いようです。
しかし、夕刊配達だけであれば中学生でも負担なくできますし、配達部数が少なければ自転車で回ることもできます。
そのため、中学生が一生懸命夕刊を配って、お金を得ていることがあるのです。
タレント
タレント活動も中学生でも可能です。テレビを見ていると、小中学生が子役として活躍していたり、アイドルとして歌を歌っているシーンをよく見かけます。
また、モデルとして活躍している人もいます。
何気なくテレビを見ている時には、彼ら彼女らが義務教育を受けている子供たちであることを忘れてしまいがちですが、実は結構活躍している小中学生は存在するのです。もちろん、収入もちゃんと得ています。
ポイントサイト
ポイントサイトを利用するという方法もあります。
ポイントサイトとは、買い物やサービス利用でポイントが蓄積されるサイトのことで、貯まったポイントは現金や電子マネーなどに換金することが可能です。
ポイントサイトは年齢制限がない場合がほとんどなので、中学生でも利用することができます。
ただし、換金する場合に中学生ではできない可能性がありますので、親に管理してもらうと良いでしょう。
2.親からお金借りる
親からお金借りる場合には、ちゃんと理由をいいましょう。親にお金を貸してほしいといった場合には、金額によっては親を心配させることになります。
親が安心して、その理由なら貸しても良いと思えるような理由をキッチリと説明しないと借りるのは難しいかと思います。
変に言い訳をしたり、ウソをついていると、大人は見破りますし、少しでも不安があると貸してくれません。
お金を借りなければならない理由は正直に話しましょう。
お金が必要な理由も親に相談すべき
なぜ親に理由を相談すべきかというと、理由が解消されればお金借りる必要がなくなるかも知れないからです。
たとえば欲しいオモチャがある場合には、買ってもらえるかも知れませんし、そもそも今買うべきじゃないかもしれません。
友達の中でイジメに遭っていて、お金を要求された場合には、親に相談することでイジメ自体が解消されるかも知れません。そのため、理由はちゃんと話しましょう。
3.日頃からお小遣いを貯めておく
中学生になると、2,000円以上のお小遣いをもらっている人が多いかと思います。
金融広報中央委員会による「子どものくらしとお金に関する調査(2015年度)」では、中学生のお小遣いの月額平均は2,536円とされており、一定の金額をもらっていることが分かります。
仮に毎月半分だけ使い、半分貯めて行くだけでも1年で15,216円貯まりますし、卒業までの3年間しっかり貯めれば、45,648円貯まります。
大人になってからも約に立つ
コツコツとお金を貯める癖を付けるのは、大人になって社会に出てからも役に立つ能力です。
単にお金を貯めて喜ぶだけでなく、お金を貯める能力を身に付けるための練習としても貯えて行きましょう。
大人になると、人生の内でお金が必要なタイミングが何度も訪れます。
その時にお金を貯める能力がない人は慌てふためかなくてはなりませんので、中学生の内から練習しておくことは、学校の勉強と同等以上に大切なことかも知れません。
子供にお金が必要となった場合の親の対応
子供からお金を貸して欲しいといわれた親は、どのように対応すれば良いのでしょうか?
それは理由を丁寧に聞き出すことが重要です。子供が何らかのトラブルに巻き込まれていないのかをしかりと確認する必要があるでしょう。
もしも、トラブルに巻き込まれていた場合には、根本原因を解決する必要があります。
お金を貸して欲しいというのは、何らかのサインかも知れませんので、見逃さずに気を付けましょう。
さまざまな角度から金策を検討する
本当にお金が必要と判断した場合や、親で対処しなければならない場合には、金策が必要となることもあるでしょう。
そのような場合には、貯金を切り崩したり、借金で急場をしのがなければならないことも想定されます。
借金をする場合には、銀行カードローンや消費者金融カードローンを利用すると、無担保無保証人で一定額の借入ができますし、早ければ即日融資にも応じてくれますので、困った時に活用すると良いでしょう。
まとめ
中学生はお金借りることはできませんので、どうしても必要となった場合には、親に相談する必要があります。
ちゃんと理由も添えて相談してみましょう。お金借りる以外にお金を作る方法は、アルバイトやお小遣いを貯めるなどの方法があります。
これらの場合も親に無断でするのではなく、親と相談の上で行うことが重要です。