大学生がお金借りるにはどうすれば良いの?学生の借金法を解説

この記事を5秒でまとめると…

  • 方法1:奨学金(学生支援機構、大学独自、自治体)
  • 方法2:学生専用ローン
  • 方法3:カードローン(銀行、消費者金融)

高校を卒業して大学の入学金が必要な場合や、独り暮らしで学生生活を営む場合など、大きなお金が必要となるケースがあります。

しかし、親の収入が少なく、入学金や学費、生活費を自分でまかなわないといけない場合には、アルバイトだけでは追いつかないこともあるでしょう。

そんな時、借入さえできればその場をしのぐことができることもあるかと思います。そこで、大学生がお金借りる方法を詳しく解説します。




大学生がお金借りる3つの方法

大学生が融資を受けるには、大きく分けると3つの方法があります。

1つ目は奨学金制度を利用すること、2つ目は、学生ローンを利用すること、3つ目はカードローンを利用することです。

これらを上手に活用することによって、学生でもある程度まとまった金額の融資を受けることが可能です。以降、それぞれの方法について詳しく紹介します。

1.奨学金の種類をご紹介

奨学金は、進学時の学費や生活費を助けてくれる制度ですが、とひと口に奨学金といっても、さまざまなものがあります。

たとえば、卒業後に返済する貸与型と、返済しなくても良い給付型、地方自治体の奨学金や大学独自の奨学金など、多くの種類があるのです。

そのため、高等学校在籍中から早めの検討や申請を行うケースもあります。

日本学生支援機構の奨学金

奨学金の中で最も利用者が多くて有名なのが、日本学生支援機構の奨学金制度です。

無利息の第一種と有利息の第二種があり、いずれも返済する必要があります。

また、経済的事情で進学が難しい人を対象として、一定の学力を条件とした給付型の奨学金も導入予定で、より充実した奨学金制度となるようです。

大学独自の奨学金

大学が独自に設けている奨学金制度もあります。私立大学が設置していることが多く、主に2回生以上の学生が対象となっています。

また、入学試験で成績が優秀な大学生の場合には、授業料が免除となる場合もあるため、しっかり勉強をして入学するとお得に学ぶことが可能です。

地方自治体の奨学金

地方自治体の奨学金制度もあります。

これは、該当の自治体に保護者が済んでいることが前提となっており、貸与型の奨学金が多いようです。

地方自治体からもお金借りることができるのであれば、日本学生支援機構と合わせて多くのお金を得ることができると考える人もいらっしゃるようですが、残念ながら併用はできませんので注意が必要です。

その他の奨学金

ほかにも、民間団体の奨学金や、新聞配達をしている学生に対する奨学金などがありますので、奨学金を利用する場合には、しっかりと比較検討をした上で、最も自分に合っている奨学金を選びましょう。

2.学生専用ローンでお金借りる方法

学生専用ローンでお金借りるという方法もあります。

具体的には銀行の学生専用ローンを利用したり、学生専用ローン業者からお金借りるなどの方法があります。

審査に通過すれば、手ごろな金利でお金借りることが可能なので、しっかりとフォローアップしておきましょう。

銀行の学生専用カードローン

学生が銀行カードローンを利用することも可能です。たとえば筑邦銀行の「ちくぎんキャンパスローン」は8.0%の金利で、30万円までの借入が可能です。

メガバンクを利用する場合には、三菱東京UFJ銀行カードローンバンクイックも良いでしょう。1.8%~14.6%の金利で、学生の場合は10万円までキャッシングできます。

銀行カードローンは、消費者金融よりも低金利で利用できる上、金融機関としての信頼性も高いため、安心してお金借りることが可能です。

その分審査が厳しいデメリットもありますが、奨学金の次は銀行カードローンを当たってみることをオススメします。

大手消費者金融カードローン

大手消費者金融を利用する方法もあります。

大半は20歳以上で安定収入がある人が対象となっているので、アルバイトなどをして長期的に収入がある場合には利用することが可能です。

審査スピードも速く、即日審査回答してくれる業者がほとんどですし、即日融資にも対応してくれます。

学生生活を送る中で急ぎの金策が必要となった場合にも便利です。

ただし、消費者金融は改正貸金業法が定める総量規制の対象となっています。

これは、年収の3分の1を超える融資を禁止するものなので、収入が少ない学生は不利となるでしょう。学業に励みながら、しっかりとアルバイトで収入を得る必要があります。

学生専用ローン業者

学生専用のローン業者も見逃せません。たとえば、アミーゴという業者の場合には、14.4%~16.8%の金利で、最大50万円までの融資をしてくれます。

ほかにも、ベルという業者の場合は、15.0%~17.0%の金利、カレッジという業者の場合は17.0%で、いずれも最大50万円までの融資をしてくれます。

こういった業者も視野に入れておくと、借り入れの選択肢は増えることとなるでしょう。

《学生専用ローン業者の金利》

  • アミーゴ:14.4%~16.8%
  • カレッジ:17.0%
  • ベル:15.0%~17.0%

※いずれも最大50万円まで借入れ可能

大学生がお金借りる上でよくある質問

大学生がお金借りる場合には、さまざまな心配ごとがあるようです。

ネットの記事や投稿などを詳しくリサーチしてみたり、業者のよくある質問をチェックしてみると、大きく分けると3つの疑問を持つ大学生が多いようです。

その3つとは、

  • 「親にバレないか?」
  • 「在学中に返済が必要か?」
  • 「お金借りて怖くないか?」

の3つです。

それぞれの内容について、1つずつ詳しく見て行きたいと思います。同じ疑問を持っている人は、ぜひ参考にして下さい。

親にバレないか?

奨学金の場合は親バレを気にする人はいないと思いますが、金融業者からお金借りる場合には、親に内緒で借りようとしている人もいらっしゃいます。

親を心配させないために内緒にしたい人や、親に小言をいわれないために内緒にしたい人など事情はさまざまのようですが、いずれの場合も親に知られずに借り入れをしたいというニーズは高いのです。

結論をいうと、成人していれば基本的には親にバレることはありませんが、未成年者の場合には親の同意が必要です。

親に知られたくないという人は、事前に業者ごとに確認しておいた方が良いでしょう。

また、親バレしないコツは「お金借りる場合に親にバレない方法!親バレ対策を伝授」でも詳しく解説しています。

在学中に完済が必要か?

在籍中に借りたお金を完済しなければならないとすると、正直やっていけないという大学生が多いのではないでしょうか?

大学生が社会人のように稼ぐことは難しいですし、限られた収入の中で学生生活を営んでいく人にとって、在学中の完済は酷だといえるでしょう。

しかし、在学中に完済する必要はないので安心していただければと思います。

基本的には社会に出てからも返済をすることで、時間をかけて完済すれば良いので、計画的に返して行きましょう。

お金借りて怖くないか?

金融業者を利用する人は、「業者からお金を借りて怖くないか?」という疑問を持つ人が多いようです。

万が一借金を返せなくなった場合に、強烈な取立てが入ったり、金利が増幅して借金地獄に陥ることを想像されているのでしょう。

しかし、闇金などの違法業者でない限りは、親切で丁寧な対応をしてくれますし、万が一返済できなくなった場合にも、法律で定められた取立てとなりますので、怖い思いをすることはないでしょう。

まとめ

大学生は、まとまったお金が必要となることもあり、借金をしなければならないケースもあるでしょう。

その際に、無理のない範囲で、安心して借りる方法を紹介させていただきました。これらを利用して、しっかりと学業に励んでいただければと思います。

ワザワザ金策をして大学生活を送るわけですから、学業が疎かにならないように気を付けましょう。

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