この記事を5秒でまとめると…
- 彼女からお金を借りる男は自分優先で身勝手
- 借金という利害関係が恋人関係を歪めるおそれがある
- キャッシングを利用した方がお互いのためになる
彼女からお金借りる男性を彼氏にしてしまうと、さまざまなデメリットが生じます。
恋人に限らず友達関係でも、お金の貸し借りは人間関係に悪影響を及ぼす可能性があり、金額に関わらず借金を求める人との付き合い方には注意が必要です。
この記事では、彼女からお金借りる男性の心理やリスクについて紹介し、借金を求められた時の対策についても解説します。
彼女からお金借りる男はこんな心理かも!
彼女からお金借りる男性は、一体どのような心理だと考えられるのでしょうか?
ネット上では、心理学の先生などの専門家が、借金の心理や男女間の心理について見解を述べていることがあり、それぞれの質問や回答が話題となる場合があります。
そして、それらを総合的にまとめると、
- 「彼女からはお金借りやすい」
- 「実は誰から借りてもいい」
- 「彼女よりも自分を優先」
の3つの心理状態が考えられます。それぞれ具体的に見て行きましょう。
彼女からはお金借りやすい
男性の中には、彼女からはお金を借りやすいという心理が働くことがあるようです。
家族に言えなくても彼女になら…に騙されないように!
たとえば親や兄弟など、家族を相手にお金を借りようとする場合は、借金の理由や使い道を根掘り葉掘り聞かれることもあり、いい出しにくくなります。
しかし、彼女の場合は無条件で助けてくれるという印象を持つ人もいるため、結果的に借りやすいのです。
もちろん、2人の関係性にもよりますし、家族の方が借りやすいという人もいらっしゃいますが、彼女から遠慮なく借りる人もいらっしゃいます。
実は誰から借りてもいい
彼女からお金借りる男性の心理として考えられる2つ目は、本当は誰から借りても良いという気持ちを持っている可能性があります。
たまたま自分の彼女だから借りるだけで、本当は他の女性でも男性でも、お金さえ手に入れば良いと考えている場合があるのです。
お金借りる男性は、誰から借りるかが重要なのではなく、借りれるかどうかや、いくら借りれるかが重要です。
そのため、複数人から少しずつ借りている可能性も考えられますし、他の人にも打診して断られた結果、相談されている可能性もあります。
彼女よりも自分を優先
彼女からお金借りる男性は、彼女よりも自分を優先していると考えることができます。
自分が困っているのであれば、彼女に迷惑をかけても良いという発想は、2人の関係性において自分中心の考え方です。
もしも、交際を続けた結果、結婚へと発展した場合には、自己中心的な旦那との結婚生活を送らなければならなくなる可能性が考えられます。
彼女にお金を借りたから好きになっている
彼女にお金を借りる人の心理としては、彼女にお金を借りたから好きになっているという可能性があります。
彼女自身の魅力に対して好意を持っているのではなく、お金を貸してくれたこととワンセットとなっているのです。
もちろん、助けてくれたことに対する感謝の気持ちや、「本当に自分のことを思ってくれているのだなぁ」ということが伝わって、好意が増すこともあるのかも知れませんが、逆に、お金を貸してくれたことが好意の主体となっているケースもあります。
彼女から借金するのは当たり前と思っている
彼女からお金を借りる男性の中には、「彼女に金借りるのは当たり前だろ!」と思っている人もいらっしゃいます。
彼女は自分に好意を寄せているのだから、それくらいしてくれても良いと、勝手な考えをしているのです。
このような人と交際してしまうと、献身し続けなければならなくなる可能性がありますし、彼女のことを大切にしてくれることは考えにくいため、最初から相手にしない方が良いでしょう。
彼女が借金しても助けようとは思わない
彼女からお金を借りる男性は、彼女に対しては無理をいって借りるけれども、自分が彼女からお願いされたことには対応しないという人がいらっしゃいます。
自分中心の考え方で、自分は助けてもらって当たり前、人を助ける時は自分の気分次第などという人がその特徴です。
逆に、彼女が借金しても助けようとは思わないため、対等の立場ではありません。
彼女に借金してもらって借りるのもアリだと考える
彼女から借金をしようとした結果、彼女もお金を持っていないという場合、彼女に借金してもらって借りるのもアリだと考える人がいるようです。
このような時の彼女の気持ちとしては「お金を借りる人の気持ちがわからない!どうして借りるの?」と考える人が多いようですが、お金に困っている男性はとにかくその場をしのげればそれで良いと考える傾向があるようです。
もしも、男性が借金を返せなければ、彼女がその借金を背負うことになりますので、とても危険な方法だといわざるを得ません。そのような男性に引っ掛からないように気を付けましょう。
誰にも知られずに彼女にお金借りるのが良いと考える
彼女からお金を借りる男性は、プライバシーのために彼女を頼っている場合があります。
親や兄弟、職場の同僚や友人に、借金を知られたくないため、彼女に頼っているケースもあるのです。
誰にも頼めないことを、自分だけに打ち明けてくれて、頼ってくれたとなると、つい喜んでしまう女性も多いことでしょう。
お金借りる場所と考える
よく、冷え込んだ夫婦関係において、専業主婦が働く旦那さんのことを、「ATM」と表現することがあります。
彼女からお金を借りる男性も、彼女のことを「借金する場所」と思っている人もいます。
恋人ではなく、単なる場所として扱われてしまっているにもかかわらず、そのようなことを知ることもなく、気前よくお金を貸している女性もいます。
良いように使われないように、相手との関係性をしっかりと見直しましょう。
彼女ではなく借金が恋人という心理
彼女からの借金で、感覚がマヒしてしまっている男性の場合、いつの間にか彼女が恋人ではなく、借金が恋人という心理状態に陥る可能性があります。
メールや電話の内容が、お金の話しばかりになっていたり、楽しいデートの時も、お金の話題に支配されてしまうのです。
デート費用も、借金をしている男性が払うことができず、結局彼女が支払うと、お金を貸している上、さらに出費がかさみます。
とても、生産性の低い交際だといえるでしょう。
彼氏からお金貸してと言われた!彼女からお金を借りる男性の心理は自分中心。
このような男性と交際してしまうと、失うものはあっても得るものは少ないので、引っ掛からないようにしましょう。
彼女からお金借りる男のリスク
恋人同士での借金にはさまざまなリスクが考えられます。
たとえば、恋人関係に利害関係が加わってしまい、単純な恋愛ではなくなってしまうことや、本当は別れたくなっていたのに、借金が解決していないために分かれにくくなることがあります。
また、彼女からお金借りる男によくある話として、甘やかしてお金を工面してしまうことによって、男をだらしなくしてしまう可能性があります。
では、それぞれの内容についてもう少し具体的に考えて行きましょう。
恋人関係に利害関係が加わってしまう
恋人関係に利害が加わると、本当の恋愛かどうかが分からなくなる可能性があります。
心理学には「好意の返報性」というものがあり、相手から好意を受けた場合には返したくなる心理が働くとされています。
好意の返報性とは?
これは、気持ち的な好意だけでなく、モノやお金などの物理的な事柄に対しても働きます。そのため、お金を借りると、貸してくれた相手に対して好感度が上がるのです。
その結果、純粋に相手へ好意を持っているのか、それともお金を貸してくれたから好意を持っているのか分からなくなる人がいらっしゃいます。
別れにくくなる
本当は別れたいけれど、借金があるから別れにくいというリスクもあります。これはお金を貸している側にも借りている側にもいえることです。
お金を貸している側からすると、別れたいけれど、別れるとお金が返ってこないんじゃないかと心配になりますし、借りている側からすると、借金が引け目となって別れを切り出しにくくなります。
もちろん、キッパリと分かれて、借金だけキッチリと返済するというパターンもありますが、いずれにせよ、別れにくくなることには変わりないようです。
男をだらしなくしてしまう可能性がある
お金を貸してしまったことで、男をだらしなくしてしまう可能性があります。
困っている恋人を助けてあげたい気持ちは分かりますが、そのような局面では、自分の力で脱出することを見守った方が良いという場合もあります。
簡単にお金を貸すことで解決してしまうと、また同じ問題で借金をしなければならなくなる可能性も否めません。
そのようなことが繰り返されてしまうと、男をだらしなくしてしまうことになり、誰も得をしない結果となり得ます。
お金を借りる人もよく考えないといけませんが、お金を貸す人もよく考えないといけないのです。
彼氏からデート代のお金を借りだされたら注意
付き合いたての頃のデートは割り勘だったのに、だんだんと彼女の方がお金を出し続けいつの間にかすべてのお金を彼女が出していたという方が、彼氏からお金を借りられてしまう女性で多いようです。
面倒見のよい女性は、彼氏のお金まで面倒を見てしまいがちなので注意が必要です。
彼氏や彼女からお金を借りる方法は良い結果を生まない
彼氏や彼女からお金を借りる方法は良い結果を生まないと考えておいた方が良いでしょう。インターネットでリサーチしてみると、悪い結果となったケースが目立ちます。
ここでは、その典型例として、
借金にまつわる悲劇
- 恋人間の借金にまつわる悲劇
- 彼女にお金を借りる男の悲しい末路
- 実は浮気相手とのデート代
- 彼女が借金を背負って自己破産
について紹介します。
また、お金が無いなら借金と付き合うのも1つの方法という発想についても解説します。
恋人間の借金にまつわる悲劇
恋人間の借金によって、自分自身が借金まみれになってしまったという人が数多くいらっしゃるようです。
最初は恋人を助けたい思いでお金を貸し、次第にエスカレートする恋人からの借金の要求に、自分だけでは対応できなくなった結果、自分も借金をして、恋人の借金に充てるというケースがあるのです。
結局、気が付けば恋人は音信普通で、借金だけが残るという悲劇は、実は珍しいことではありません。
彼女にお金を借りる男の悲しい末路
彼女にお金を借りる男性も、悲しい末路をたどることが多いようです。彼女から安易にお金を借りた結果、三下り半を突き付けられたり、失恋した上で借金だけ残るケースもあるのです。
また、彼女を金ヅルだと思っていたような悪質な場合は、ほかにも同じような金銭トラブルを招いて、多くの人の信頼を失っている事例があります。
実は浮気相手とのデート代
お金に困っていると思って、せっせと男性にお金を貸した結果、実はそのお金は浮気相手とのデート代につぎ込んでいるというケースもあります。
自分が善意でしたことが、裏切り行為のために使われていると知った時のショックはとても大きなものでしょうし、怒りさえ覚えるのではないでしょうか?
また、場合によっては、自分が浮気相手で、本命の彼女とのデート代やプレゼント代に使っているケースもあります。
この場合は、単に利用されただけですので、大きな仕打ちだといえるでしょう。
彼女が借金を背負って自己破産
最悪なケースは、彼女自身が借金を背負ってしまうことです。
彼氏のことが好きなあまり、彼氏の言われるがままにお金を貸し続け、さらに貯金もなくなってしまった後に闇金に手を出してしまい自己破産にまで追いやられてしまった方もいます。
彼氏のためを思っての行動も、自分の身を滅ぼしてしまっては何のメリットもありません。お金の貸し借りを持ち出された時点で、疑うことをする必要があるのです。
お金が無いなら借金と付き合うのも1つの方法
お金が無いなら借金と付き合うのも1つの方法です。
しかし、恋人などの個人間での借金はトラブルの元でしかありません。個人は金融業者などのプロではありませんので、素人同士でのお金のやり取りとなります。
その結果、信頼関係が壊れたり、スムーズな返済ができなくなったり、そもそも無理な借金なのにもかかわらず、安易に貸してしまうなどの弊害が出てしまいます。
後述しますが、借金は恋人などの個人間で行うのではなく、カードローンなどの金融のプロに相談することが大切です。
個人間でのお金の貸し借りは、悲劇を生む可能性が高いでしょう。
個人間でのお金の貸し借りは、信頼関係がベースとなっていますが、そもそも、その信頼関係を大切にするならば、恋人からお金を借りようとしないはずです。
恋人間での借金は、ここで紹介した悲劇は覚悟しなければなりません。
彼女からお金借りる男への対策
では、彼女からお金借りる男性に対しては、どのような対策を取れば良いのでしょうか?考えられる対策もさまざまですが、その中でも根本解決がしやすい方法を紹介します。
根本解決がしやすい方法は、「お金を貸さずに別れる」「キッパリと断る」「カードローンやキャッシングを提案する」の3つです。
お金を安易に貸してしまうと、メリットはほとんどなく、デメリットばかりが浮き彫りとなりがちなので、これらの対策をしっかりと念頭に置いておくことが大切です。それぞれの内容を具体的に解説します。
お金を貸さずに別れる
お金を貸さずに別れることは、一発解決する方法です。彼女にお金を貸してほしいと頼んでくる相手の場合、この先大切に扱ってくれる見込が薄いと推測できます。
もちろん、状況にもよりますので一概にいうことはできないかも知れませんが、大事にされる可能性は比較的薄いと考えるのが自然でしょう。
別れるという選択肢もあり
お金の貸し借り云々の前に、お互いの関係性の発展に対する見込みを判断して、お金を貸さずに別れてしまうというのは一つの選択肢だと思います。
好きな人からお金を貸してと言われてもキッパリと断る
もしも相手に感情移入してしまっている場合には、別れることが難しい場合もあるでしょう。交際期間が長ければ、余計に別れづらいかと思います。
別れられないという場合には、少なくともお金を貸すことだけはキッパリと断りましょう。
彼へ別れを告げましょう!
お金を貸すことがお互いにとって良いことではないと理解してもらえたら、他の方法を考えるでしょうし、もしもお金を貸さなかったことで別れを切り出されたら、それまでの関係だったということです。
「お金借りることを求められた時の上手な断り方を伝授!」で上手な断り文句を紹介していますので、断るのが苦手な方は参考にしてみてください。
お金を貸すことが愛情ではなく、長い目でお互いにプラスになるように考えることが愛情なので、愛情をはき違えないように注意が必要です。
カードローンやキャッシングを提案する
やむを得ない事情でどうしても借金が必要な場合は、カードローンやキャッシングを提案しましょう。
カードローンの方が安全!
もちろん、これは最終手段であって、その前に打てる対策はすべきです。それでも、どうしてもお金が必要なのであれば、恋人間の借金よりも、法律に守られた方法で安全に借りることができるカードローンやキャッシングの方が安心です。
これらの利用に対してマイナスイメージを持っている人もいらっしゃるかも知れませんが、個人間取引は法律的にグレーな部分を渡り歩いてしまう人もいるので、専門の業者からの借入の方がかえって低リスクなのです。
最近は、銀行や消費者金融で気軽に借りることができる上、返済方法も無理がないように設定されているので、恋人の助けとなるかと思います。
詳しくは「お金借りるならカードローンが良い?メリット・デメリットは何?」で解説しています。
まとめ
恋人間でのお金の貸し借りは、さまざまなリスクがともない、ほとんどメリットがありません。
単純に利害に対するデメリットだけでなく、人間関係のデメリットも付きまといますので、貸し借りはしない方が良いでしょう。銀行カードローンや消費者金融でのキャッシングの方が、安全に借りることが可能です。