国金(日本政策金融公庫)でお金借りる方法を徹底解説!

お金を借りるには、銀行や消費者金融カードローンなどを思いつく人が多いかも知れませんが、事業融資に関しては国金(日本政策金融公庫)という政府系金融機関に融資申請することが可能です。

借入要件を満たしていれば事業融資のみならず、教育ローンの融資を1%台の低金利で受けられる、国金限定特典ともいうべき借り入れが可能です。

この記事では、そんな国金の特徴や審査通過に必要なポイントなど、国金で融資を受けるためのマニュアル的な情報を解説します。開業している人や開業する可能性がある人は、ぜひ参考にしていただければと思います。

国金とは何か?まずは基本からおさえよう

国金とは政府の融資制度に基づいた貸付をする政府系金融機関で、中小の会社や、自営をしている事業者を中心に融資をしています。

低金利である上、条件によっては担保も保証人も要らないケースがあり、担当者が親身になって相談に乗ってくれるため、一般の金融機関よりも借入がしやすいのが特徴です。

営利目的ではないため、銀行よりも積極的に融資をしています。返済能力がある場合には、借入を検討したい方法の1つだといえるでしょう。

国金はどんな人にお金を貸すの?

国金の融資は、事業の運転資金や設備のための資金が対象となっています。事業を行うには、さまざまな資金が必要です。

単純に商品を仕入れるための資金や、回収まで時間がかかる手形決済のための資金、ほかにも店舗や工場の建築やリフォーム、機械や営業車などへの投資など、多くのお金がかかります。

それらの用途に国金の融資を活用することが可能で、事業の助けとなってくれる存在です。ただ、資本金や店舗付き住宅の住宅部分には活用することができないので注意が必要です。

国金の金利はどれくらい?

国金の金利は希望する条件によってさまざまです。

たとえば担保を提供する場合は0.66%~2.35%、担保なしを希望する場合は1.31%~2.40%、無担保無保証人を希望する場合は1.31%~2.95%と、その希望条件によって金利はさまざまです。

融資の種類 金利
担保融資 0.66%~2.35%
無担保融資 1.31%~2.40%
無担保無保証人 1.31%~2.95%
災害貸付、東日本大震災復興特別貸付、平成28年熊本地震特別貸付 0.81%~1.90%
中小企業経営力強化資金 2.06%~2.35%
小規模事業者経営改善資金、生活衛生改善貸付 1.11%

※金利は2017年6月9日現在です。

国金でお金を借りるまでの流れ

国金で融資を受けるまでの流れはとてもシンプルです。まずは事業資金相談ダイヤル(0120-154-505)に電話相談をし、窓口に訪問します。

その場合に直近2期分の決算書や申告決算書、創業計画書などの書類を持参すると、よりスムーズに対応してもらえるでしょう。

面談で融資された資金の用途や事業計画についてのヒアリングがなされ、場合によっては店舗や工場に訪問されることもあります。

審査に通過したら、借用証書などの必要書類が届き、ご契約が終われば融資となります。その後は月払いで返済することとなるという流れです。

国金でお金を借りる場合に重要なポイント

国金は個人でお金を借りる場合とは違い、事業の資金を借りるものなので、審査で重要なポイントとして、事業がうまく行くかどうかを見られます。

そのため、今後の計画がしっかりとしたものかがとても重要な要素となるのです。

国金でお金を借りる場合に重要な計画は、事業計画と資金計画です。それぞれの内容について解説します。

ビジョンのあるビジネスモデル

国金でお金を借りる場合には事業計画書がとても大切です。

特に独立開業前後の場合には実績となるものがありませんので、今後の計画がどれだけ現実的で入念なものであるかが審査の分かれ道といっても過言ではありません。

お金もコネもない上、担保も実績もない状態でお金を借りるわけですから、貸しても良いと思われるほど、しっかりとした事業計画書を書く必要があるでしょう。

ネットでリサーチすると、さまざまな事業計画書例が載っていますので、それらの良い所を真似すると良いでしょう。

しっかりとした資金計画

資金計画も重要な要素です。事業計画さえ立てればそれで良いと思っている人もいらっしゃるようですが、資金計画の重要性は事業計画と変わりません。

今後の事業が軌道に載るまでにどれくらいの資金が必要で、その間どうやって資金をやり繰りし、軌道に載った後はどういう資金繰りとなるのかを、根拠を持って描く必要があります。

資金計画は事業計画に含める人もいらっしゃいますが、いずれも具体的で根拠が必要です。ただ単にやる気や熱意を見せるという人もいらっしゃるようですが、それでは審査通過は厳しいでしょう。

信用情報ブラックでも国金から借入は可能?

金融取引の情報は、信用情報機関に登録されているため、もしも過去の借入で返済遅延や滞納を起こしてしまったり、借金の返済ができなくて債務整理を行った場合には、信用情報ブラックとなり、今後の借入が不利となります。

たとえば銀行や消費者金融からお金を借りようとした場合に、信用情報ブラックだと審査の通過が厳しくなります。

一方で、国金からの借入の場合は信用情報ブラックでも融資を受けることができるという噂があり、その真意を知りたがっている人も多いようです。

果たして、信用情報にキズがある場合に国金から借入は可能なのでしょうか?

遅延や滞納などの信用情報ブラックの場合

まず、国金は信用情報を照会することができるのでしょうか?

国金は全国銀行個人信用情報センターに加盟しているので、実は信用情報をチェックすることが可能です。

もしも信用情報ブラックである場合には、国金に知られてしまう可能性はあるでしょう。

しかし、国金が信用情報をしっかりとチェックしているかどうかは別の話しです。実をいうと、国金は信用情報をほとんどチェックしていないという専門家が数多くいらっしゃいます。

なぜ、国金が信用情報をチェックしていないのか?それは、国金が過去のトラブルよりも、現在の自己資金の額や、今後の事業計画の質などを重視しているらです。

もちろん、国金が信用情報を軽視しているというわけではありませんが、そこまで厳しく考えていないようです。

そのため、信用情報ブラックだったとしても、融資を受けることができたという人はいらっしゃるのです。

債務整理経験がある場合

もちろん、信用情報ブラックであることが知れた場合には、審査で不利にはなってしまうでしょう。特に債務整理の経験がある場合には、遅延や滞納よりも不利となる可能性があります。

国金が信用情報をチェックせずに信用情報にキズが付いていることが分かる場合は、面接時に担当者に自分から言ってしまったり、不動産などに抵当権がついていたり、通帳に不明な入金がある場合にバレることが多いようです。

そのため、債務整理をしているから100%落とされるわけではないけれど、審査では不利になると考えておくと良いでしょう。

まとめ

国金は政府系機関として一般の金融機関よりも低金利で借りやすいという特徴があります。

事業を計画している人や、既に事業を行っている人が対象で、主に中小零細企業や個人事業主の資金面をサポートしてくれます。

融資までは2週間ほど時間がかかりますが、審査はそこまで厳しいというわけではなく、信用情報ブラックであったとしても借入れしてもらえるケースがあります。

そのため、事業資金が不足している人の多くの人の強い味方として広く支持されているようです。

そんな国金からお金を借りるには、事業計画や資金計画が重要なので、具体的で綿密な計画を提示する必要があります。

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